ドローン国家資格2等対策過去問題集

ドローン国家試験対策

ドローン国家試験2等試験対策問題集を掲載しておきます。

２等の試験は全50問

制限時間は30分

40問正解で合格基準点。

かなり時間制限がある問題です。

回答が分かる問題から先に回答して、わからない問題は後に回すほうが賢明です。

最新の学科試験の内容は国土交通省のホームページをご覧ください！

Q1無人航空機操縦者の法的責任について、最も不適切なものはどれか

1.航空法への違反の際には、技能証明の取消し、技能証明の1年以内の効力停止の対象となる

2.航空法に関する違反の場合は、「刑事罰」に関する罰則は該当しない

3.損害賠償責任を負う場合がある

【2が正解】

Q2特定飛行の際、携帯すべきものとして最も不適切なものはどれか

1.技能証明書

2.飛行日誌

3.機体の損害賠償保険証書

3が正解

Q3無人航空機として最も適切なものはどれか

1.航空の用に供することができ、遠隔操作が可能であり、かつ重量が100グラム以上である模型飛行機

2.航空の用に供することができ、構造上人が乗ることのできる無操縦者航空機

3.航空の用に供することができ、自動操縦ができない紙飛行機

1が正解

Q4無人航空機の登録の有効期間として最も適切なものはどれか

1.1年

2.2年

3.3年

3が正解

Q5無人航空機の登録について、最も不適切なものはどれか

1.登録の有効期間は3年である

2.全ての無人航空機（重量が100g未満のものも含む）は、国の登録を受けたものでなければ、原則として航空の用に供することができない

3.一部の例外を除き、リモートID機能を備えなければならない

2が正解

Q6緊急用務空域の説明として、最も適切なものはどれか

1.緊急用務空域では、原則無人航空機の飛行が禁止される（重量が100g未満のものは除く）

2.国土交通省がその都度「緊急用務空域」を指定し、国土交通省のホームページにて公示する

3.空港などの周辺の空域、地表若しくは水面から150m以上の高さの空域又は人口集中地区の上空の飛行許可があれば飛行させることができる

2が正解

Q7航空法で飛行が禁止されている空域の説明として、最も適切なものはどれか

1.地表からの高度差150m以上

2.地表からの高度差150m以上かつ、鉄塔や高層ビルの高い建物との距離30m未満の空域

3.海抜高度150m以上

1が正解

Q8人口集中地区の定義について、最も適切なものはどれか

1.毎年行われる国勢調査の結果から、一定の基準により設定される地域

2.5年ごとに行われる国勢調査の結果から、一定の基準により設定される地域

3.3年ごとに都道府県公安委員会が指定する地域

2が正解

Q9目視内飛行の説明として、最も適切なものはどれか

1.補助者が双眼鏡を使用し、機体を常時監視しながら飛行をさせる

2.操縦者が眼鏡をかけた状態で、機体を常時監視しながら飛行をさせる

3.操縦者が双眼鏡を使用し、機体を常時監視しながら飛行をさせる

2が正解

Q10催し物上空の飛行方法として最も不適切なものはどれか

1.催し物の主催者と協議の上、飛行経路の外側から半径20m以内を立入禁止区域とする

2.風速5m/s以上の場合、飛行を中止する

3機体が第三者及び物件に接触した場合の危害を軽減する構造を用意する

1が正解

Q11催し場所上空の飛行の対象となる「催し物」の例外として、最も適切なものはどれか

1.プロスポーツの試合

2.デモ行為

3.信号待ちや混雑により生じる人混み

3が正解

Q12「危険物」について該当するものとして、最も適切なものはどれか

1.無人航空機に取り付けられたバッテリー

2. パラシュートを開くために備え付けられた火薬

3.販売の目的で輸送する燃料

3が正解

Q13無人航空機を用いる物件の投下の説明として、最も不適切なものはどれか

1.無人航空機から農薬を散布すること

2.無人航空機から救命機 を投下すること

3.無人航空機を使って物件を設置する（置く）行為

3が正解

Q14飛行のカテゴリーの説明として、最も不適切なものはどれか

1.カテゴリーI飛行は、特定飛行に該当しない飛行であり、航空法上は特段の手続きは不要である

2.カテゴリーⅡ飛行は、無人航空機の飛行経路下において無人航空機を飛行させる者及びこれを補助する者以外の者の立ち入りを管理する措置を講じたうえで行う飛行であり、航空法上は特段の手続きは不要である

3.カテゴリー3飛行は、特定飛行のうち立入管理措置を講じないで行うものであり、一等無人航空機操縦士の技能証明を受けた者が第一種機体認証を受けた無人航空機を飛行させることが求められる飛行であり、運航管理の方法について国土交通大臣の審査を受け、飛行の許可承認を受けることにより可能となる

2が正解

Q15二等無人航空機操縦士技能証明を持った者が、第二種機体認証を受けた機体(25kg以上）を、立入管理措置を講じたうえで催し場所上空を飛行させる場合の飛行カテゴリーとして最も適切なものはどれか

1.カラゴリーⅡA

2.カテゴリーⅡB

3.カテゴリー3

1が正解

Q16機体認証の有効期限について、最も適切なものはどれか

1.第一種は1年、第二種は2年

2.第一種は2年、第二種は3年

3.第一種は1年、第二種は3年

3が正解

Q17航空機の運航ルールについて、最も不適切なものはどれか

1.飛行前に航行中の航空機を確認した場合、飛行させないなどして事前に回避する

2.飛行中に航空機の接近を確認した場合、無人航空機を地上に降下させるなど適当な対応をする

3.無人航空機は航空機と比較して一般的には機動性が低いので、無人航空機は航空機に対して進路権を有する

3が正解

Q18飛行方式の説明として、最も適切なものはどれか

1.計飛行方式(IFR)は、計器にのみ頼る飛行方式である

2.飛行機は計器飛行方式(IFR)、小型機や回転翼航空機は有視界飛行方式(VFR)で飛行することが多い

3.有視界飛行方式(VFR）では、操縦士は航空交通管制機関の指示に従う必要はない

2が正解

Q19航空交通管制区の空域の高さとして、最も適切なものはどれか

1.地表又は水面から150m

2.地表又は水面から200m

3.海抜200m

2が正解

Q20重量100グラム未満の模型航空機について、飛行が規制されている空域として、最も不適切なものはどれか

1.緊急用務空域

2.航空交通管制圏、航空交通情報圏、航空交通管制区内の特別管制空域

3.高度200m以上の空域

3が正解

Q21機体登録を受けることができない無人航空機の説明として、最も不適切なものはどれか

1.自作した機体

2.表面に不要な突起物がある機体

3.遠隔操作又は自動操縦による飛行の制御が著しく困難である機体

1が正解

Q22無人航空機の登録記号の説明として、最も不適切なものはどれか

1.重量制限なしの機体は、登録記号の文字を20mm以上の高さで表示する必要がある

2.登録記号は、無人航空機の容易に取り外しができない、外部から確認しやすい箇所に耐久性のある方法で鮮明に表示する必要がある

3.無人航空機の登録の有効期限は3年間である

1が正解

Q23リモートID機能を搭載する義務が免除される例外として、最も不適切なものはどれか

1.無人航空機の登録制度の施行前（2022年6月19日）までの事前登録期間中に登録手続きを行った無人航空機

2.あらかじめ国に届け出た特定区域（リモートID特定区域）の上空で行う飛行であって、無人航空機の飛行を監視するための補助者の配置、区域の範囲の明示などの必要な措置を講じた上で行う飛行

3.十分が強度を有する細(ひも） など (長さが50 m以内のもの） により係留して行う飛行

3が正解

Q24リモートIDの説明について、最も適切なものはどれか

1.リモートIDは静的情報としての所有者の情報、製造番号及び登録記号を発信する

2.リモートIDは静的情報としての製造番号及び登録記号を発信する

3.リモートIDは動的情報としての使用者の情報及び、位置、高度、速度、時刻などを発信する

2が正解

Q25十分な強度を有する細（ひも）等（30メートル以下）で係留し、飛行可能な範囲内への第三者の立入管理等の措置を講じて無人航空機を飛行させる場合に、許可申請が不要な飛行の空域または方法として最も不適切なものはどれか

1.第三者から30メートル以内の飛行及び物件投下

2.人口集中地区

3.緊急用務空域

3が正解

Q26第三者に該当しない者の説明として、最も不適切なものはどれか

1.無人航空機を飛行させる者が、間接関与者について無人航空機の飛行の目的の全部又は一部に関与していると判断している

2.間接関与者が、無人航空機の飛行目的の全部又は一部に関与するかどうかを自ら決定することができる

3.直接関与している者とは、操縦者のみを指し、補助者等無人航空機の飛行の安全確保に必要な要員は該当しない

3が正解

Q27無人航空機を飛行させる前の行動として、最も不適切なものはどれか

1.飲酒後、体内にアルコールが残っていそうだったので飛行を中止した

2.風邪薬を飲んだところ、気分が悪くなったため飛行を中止した

3.周囲の状況を確認しなかった

3が正解

Q28重大インシデントの種類として、最も不適切なものはどれか

1.無人航空機を飛行中、飛行機との衝突又は接触のおそれがあった

2.無人航空機を保管中に、バッテリーが発火した

3.無人航空機の制御が不能になった

2が正解

Q29飛行日誌に記録する内容として、最も不適切なものはどれか

1.飛行記録

2.日常点検記録及び点検整備記録

3.損害賠償保険の保険金額

3が正解

Q30次のうち、無人航空機操縦士技能証明を取得できる者として、最も不適切なものはどれか

1.16歳

2.無人航空機の飛行に支障を及ぼす恐れがある病気にかかっていたが、回復した者

3.航空法の規定に基づき技能証明を取り消された日から1年経過した者

3が正解

Q31小型無人機等飛行禁止法で飛行禁止の対象にならないものとして、最も適切なものはどれか

1.100g未満の無人航空機

2.旅客機

3.気球やパラグライダー

2が正解

Q32小型無人機等飛行禁止法による、飛行禁止の対象となる重要施設として最も不適切な施設はどれか

1.防衛関係施設(防衛大臣指定）

2.原子力事業所(国家公安委員会指定）

3.県庁

3が正解

Q33小型無人機等飛行禁止法の説明として、最も不適切なものはどれか

1.警察官の指示に従わなかった場合、1年以下の懲役または30万円以下の罰金が課される

2.警察官は違反者に対して機器の退去を命ずることができる

3.警察官はやむを得ない限度において、小型無人機等の飛行の妨害、破損その他の必要な措置をとることができる

1が正解

Q34小型無人機等飛行禁止法の説明として、最も不適切なものはどれか

1.対象施設の管理者又はその同意を得た者による飛行であれば、都道府県公安委員会等へ通報することで国の重要施設及びその周囲ぉおむね300mの周辺地域の上空における小型無人機等の飛行が可能

2.小型無人機は大きさや重さにかかわらず対象となり、100グラム未満のものも含まれる

3.外国要人の来日に伴い、一時的に対象施設が追加されることがあるが、その詳細は国土交通省ホームページで参照すること

3が正解

Q35電波法の説明として、最も適切なものはどれか

1.総務大臣の免許や登録を受け、無線局を開設する必要はない

2.技術基準適合証明等を受けた適合を表示することで、全ての無線局が使用可能である

3.2.4Hz帯かつ最大送信出力10mWであれば許可なく使用可能である

3が正解

Q36都市公園や条例の説明として、最も適切なものはどれか

1.広大な公園では、航空局の許可申請を行えば、第三者に対し注意の呼びかけを行うことで飛行することが可能

2.航空法を遵守した場合でも、都市公園や施設の上空など特定の場所において、無人航空機の飛行が制限される場合がある

3.その他の法令等又は地方公共団体が定める条例については、総務省ホームページに一覧等が掲載されている

2が正解

Q37大型機（最大離陸重量25kg以上）の特徴の説明として、最も適切なものはどれか

1.小型機(最大離隆重量25kg未満)に比べ、ペイロードが大きくなる

2.大型機は機体の慣性力が大きいことから、増速・減速・上昇・降下などに要する時間と距離が短くなる

3.一般に小型の機体よりも騒音が小さくなる

1が正解

Q38回転翼航空機（マルチローター）の機体の動きの説明として、最も不適切なものはどれか

1.ラダー：機首方向の旋回

2.エレベーター：上下移動

3.エルロン：左右移動

2が正解

エレベーターは前後移動

上下移動はスロットル！

Q39夜間飛行時の装備として、最も不適切なものはどれか

1.夜間飛行では機体の姿勢や進行方向が視認できないため、灯火を搭載した機体が必要である

2.機体の位置が把握できるスピーカーを搭載している

3.操縦者の手元で位置、高度、速度等の情報が把握できる送信機を使用することが望ましい

2が正解

Q40目視外飛行の説明として、最も適切なものはどれか

1.自動操縦システムを装備し、機体に設置したカメラ等により機体の外の様子が監視できる必要がある

2.操縦者がモニターで確認しながら操作を行なっていたとしても、目視により確認できる範囲であれば目視内飛行にあたる

3.操縦者が双眼鏡を使って確認できれば目視内飛行にあたる

1が正解

Q41地磁気センサの説明として、最も不適切なものはどれか

1.地球の磁気を検出している

2.どのような場所でも、方向は一定である

3.機体のキャリブレーションに利用される

2が正解

Q42電波の特性の説明として、最も不適切なものはどれか

1.電波は、進行方向に障害物が無い場合は直進する

2.電波は2つ以上の波が重なると、強め合ったり、弱め合ったりする

3.電波は障害物を回り込むことができない

3が正解

Q43GNSSの説明として、最も適切なものはどれか

1.安定飛行に関して、人工衛星からの信号の受信数はあまり関係がない

2.受信機は衛星による受信のため、周囲の地形や障害物の状況を考慮して設置する必要はない

3.GNSSは最低4個以上の人工衛星からの信号を同時に受信することでその位置を計算することができる

3が正解

Q44リチウムポリマーバッテリーを長期間使用せず保管するときの充電量として、最も適切なものはどれか

1.100%

2.60%

3.30%

2が正解

Q45GNSS受信機能を無効にした時の操作として、最も適切なものはどれか

1.ラダー操作及びエルロン操作により水平位置を安定させホバリング飛行を維持させる

2.エレベーター操作及びエルロン操作により水平位置を安定させホバリング飛行を維持させる

3.エレベーター操作及びスロットル操作により水平位置を安定させホバリング飛行を維持させる

2が正解

Q46ボルテックス・リング・ステートの説明として、最も適切なものはどれか

1.機体が任意の対地高度で一定の高度と位置が継続的に維持された状態

2.機体から発せられる吹きおろしの気流が地面付近で滞留し、揚力が増す現象

3.機体を垂直降下させる際に、吹き下ろした空気が再び吸い込まれ、回転翼の上下で空気の再循環が発生し急激に揚力を失う現象

3が正解

Q47天気図の見方として、最も適切なものはどれか

1.等線の間隔が狭いほど風は強まる

2.高気圧は一般的に天気が悪い

3.低気圧は一般的に天気が良い

1が正解

Q48海風の説明として、最も適切なものはどれか

1.昼間は海から隣に向かって吹く

2.昼間は隆から海に向かって吹く

3.夜に隆から海に向かって吹くことを風という

1が正解

Q49昼間（日中）での山谷風の風向の説明として、最も適切なものはどれか

1.山から谷に向かって風が吹く

2.谷から山に向かって風が吹く

3.無風状態になる

2が正解

Q50ダウンバーストの説明として、最も不適切なものはどれか

1.積乱雲や積雲内に発生する強烈な下降流が地表にぶつかり、水平方向に

ドーナツ状に渦を巻きながら四方に広がってゆく状態

2.大きさは数百mから10kmに及が

3.マイクロバーストと呼ばれるものは、直径が5km程度以下の下降流である

3が正解